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<設計事務所の業務と設計料について>

建築設計事務所の業務内容がよくわからない、時間もお金もかかりそうだとよくお聞きします。

私たちの仕事を単純に説明するなら、「建物を取り巻く活動や暮らしをより良いものにするために、適切な指南書をつくること」と言えると思います。指南書とは設計図書であったり、企画書であったり、時にはスケッチであったりします。そこではクライアントの暮らし方や生き方、周辺環境や歴史文脈との関わり、建物自体の構造性能や環境性能など複雑に絡む要件を紐解き整理した上で、さらに想定しているスケジュールと予算内に抑えることを心がけています。

設計において予算はとても重要な条件です。私たちはこれまでに培ったノウハウを十二分に活かし、またあらゆる可能性を考えることで、予算を適切に配分し豊かな場所をつくりたいと考えています。そのために不動産選定から協力したり、建築計画・採算計画から参画したり、または特定の素材や工法から全体計画を組み立てたり、既成概念にとらわれずにひとつひとつ考え、丁寧にサポートします。現在の予算が厳しくとも、未来への財産となるような建築をつくるために日々取り組んでいます。

以下は設計料の目安になります。

新築
工事金額3000万円前後:工事金額の10~14%+消費税
工事金額5000万円~:別途ご相談させていただきます。
改修、その他:工事金額の15%+消費税

※上記の設計料はあくまで目安です。詳細は構造形式や用途、計画地などご相談の上で決定いたします。

<設計監理業務の流れ>

1.ご依頼・ご連絡
建物にまつわるご依頼があればコンタクトフォーム、メール、お電話にてご依頼ください。不動産選定やご要望整理から無料でご相談させて頂いております。

2.ご面会・初回打ち合わせ
まずは直接お会いし、ざっくばらんにお話ししたいと考えております。その場で当事務所の考え方や業務実績についてもご説明させて頂きます。遠方の場合はオンラインでの打合せも可能です。

3.簡易プレゼンテーション(1か月程度)
ご要望、敷地要件をもとに簡易計画をご提案します。プレゼンテーションの内容をもとにご依頼いただけるかをご検討下さい。この段階まで原則無料で受け付けております。

4.設計契約・基本設計(3ヶ月程度)
業務を進めるパートナーとして納得頂けた場合、「設計監理業務委託契約」を締結させていただき、基本設計への進めます。
基本設計では要件をさらに精査し、あらゆる可能性を検討します。

5.実施設計(3ヶ月程度)
実施設計では、素材や設備機器、工法など詳細を決定し、工事金額を算出するための資料をつくります。

6.見積・建築確認申請など提出(2ヶ月程度)
施工会社へ見積依頼し、工事金額を算出します。その後、工事内容を精査することで予算調整を行い、施工会社と工事請負契約を締結して頂きます。
工事請負契約に前後し建築確認申請を提出し着工となります。

7.工事監理(住宅の場合6ヶ月程度)
工事期間中は施工会社の工事内容をチェックします。施工の問題点・変更点について施工者に是正・変更の指示を行います。

8.引き渡し・アフターケア
お引渡し後の不具合につきましては、施工会社と連携し迅速に対応します。
竣工後1年目、3年目を目安に検査を行い、施工後の建物にも長く付き合いたいと思います。

<Q&A>

Q 建築設計事務所に依頼すると高くなる?設計料は高い?

ご要望や条件に応じた計画を心掛けています。「クライアントが建物をつくること」の楽しみに見合った、十分なサービスを提供します。契約前のご面談、ご相談及び簡易提案書の作成は無料で受け付けております。

Q 設計の進め方は?勝手なデザインをされないか?

クライアントのご要望や周辺環境との関わり、将来的な使われ方の展望などを総合的に踏まえて、コミュニケーションの中からデザインを検討します。一つひとつ、確認を取りながら進めて行きます。

Q どのタイミングでお願いすれば良いか?

土地や物件が見つかっていない段階からのご相談も可能です。不動産探しや企画立案のお手伝いから関わることで、よりよい計画となります。

<リクルート>

当事務所では建築設計スタッフ、オープンデスクを募集しております。「考えること」「つくること」が好きで、明るく前向きに取り組んでもらえる方をお待ちしております。興味のある方は履歴書(志望動機含む)及びポートフォリオを準備の上でご連絡ください。